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「異なる声」

2021-12-22

今日のキーワード「異なる声」

生きていく中で、自分が生きやすいように表面と内面が異なる言動を取ることがあると思います。

そして、それは、皆、自然とやっていることでもあると思います。

例えば、近くのお店で買い物をしていた、とします。ふいに声をかけられて振り向くと、あまり会いたくない相手。でも、口から出るのは「あら~、こんなところで会うなんて!会いたいと思ってたのよ!会えて嬉しい~」で、立ち話。

これって、心と「異なる声」が出ちゃってます。

確かに、こんな感じで「異なる声」が出ている事って、結構あります。皆、違う人間だから、意見が違う時もあって、でも自分の意見を押し通せばイヤな空気が流れてしまうので、同調してしまう。

時に、人間関係を円滑にする為に必要な事でもあると思います。

ただ、「異なる声」って、自分の心に反しているのです。反しているから、結局、自分の中で矛盾が生じ、ストレスを感じ、愚痴が出てしまうのです。

もちろん、会いたくなかった人に会って、「会いたくなかったのに、会っちゃったよ」なんて相手に言うのも違いますが、わざわざ自分の心と180度逆の事を言う必要も無いのかな、と思います。

表面は、会いたかったよアピール全開にしているのに、その人がいないところで他の人に「あの人に偶然会って嫌だった」って、何か違う気がします。

確かに、自分の素直な心の声を聴くのは大事です。ただ、それを他の人に愚痴るのなら、そのイヤな相手を少しでも理解してつきあい方を考える方が良いのかな、って思います。誇張アピールも付けなければ良いのです。

中々、難しいことかもしれません。でも、結局、疲れてしまうのは他ならぬ自分なんですよね。

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