今日のキーワード「与える」
前のお話しで、「求める」とは逆の、相手の事を先に考える人の事を書きたいと思います。
(私より、大変そうなあの人の事を手伝おう!)
(僕より、忙しそうなあの人の仕事を代わってあげよう!)
こう、先に考えてしまう人は、決して自分も楽では無いと思います。自分の大変さより、相手の事を気に掛けてしまうのです。もちろん、見返りは求めません。自分がその手伝いや代わってあげることを自然とやってしまうのです。
前のお話しの「求める」も「与える」も大切な事です。ただ、どちらかに片寄り過ぎず、お互いが心地よく同じ空間を過ごすには、今、何が必要か、を考えられたら素敵だと思います。
(私も、やらなくてはいけない事がある。あの人も大変そうな事がある。自分の事が終わったら、手伝おう!)
(僕も、忙しい。あの人はもっと忙しい。僕の出来る範囲で代われれば、代わってあげよう!)
「与える」。主語は自分で良いのです。
「与える」。『私より~』では無く『私も~』にして、『相手に与える』のと同じくらい『自分に与える』です。
「求める」「与える」は、どちらも、し過ぎるとお互いが心地よくありません。
お互いが少しでも意識していけたら、素敵な成長が待っていると思います。