「ありのまま」
例えば、上司が部下に、パートナーが相手のパートナーに、親が子供に、「あなたはこういう人だから、もっとここを直した方が良い」と、説教なのか助言なのか、性格の事を言う人がいます。
確かに、会社の先輩でもあり、人生の先輩でもあるかもしれない人に、そう言われたら、「僕って、こういう人なんだ、直さないといけないんだ」と思ってしまうかもしれません。
パートナーに言われたら「私のそういうところ、悪いところなんだ💧」
お父さんやお母さんにそう言われたら「僕はこういう人だから、直さないといけないんだ」と、思ってしまうかもしれません。
上司もパートナーも親も、相手により良くなってほしい、過ごしやすくなってほしいと思うがゆえの言葉であると思います。
ただ、ここで思うのは、もし何かミスや失敗をした後に、こういう言葉を相手に言う場合、やってしまった事について助言や何がいけなかったのかを考えさせる事は有効だと思いますが、そこに性格的な事を含めるのは、ちょっと違うような気がします。そして、性格そのもののダメ出しは、更に違うと思います。
なぜなら、どんな年齢でも、その人は「ありのまま」で良いと思うのです。
人生の先輩として、親として、しっかりと言わないといけないのは、『人に迷惑をかけてはいけない』という事ぐらいではないでしょうか?
意見や考えを言うのは、大事です。ですが、その人の性格を決めつけて、間違っていると言ってしまうのも、違うような気がします。
「ありのまま」を認めてあげる。
「ありのまま」を認めた上で、その人の為になる明日からの話しをしよう!