今日のキーワード「白旗」
色々な集団の中で生活をしていると、世間でいう、『マウント』をとってくる人っていませんか?言っている本人が意図しているのか?いないのか?は、よく分かりませんが、そういう時、皆さんはどういう対応をしていますか?
「そうなんだ、あなたは立派だね!」「君は、流石だね!」など、相手の話の後に、そう答えていると思います。内心は、(あー、また自慢が始まった)(早く、話しが終わらないかな)と思いつつ(笑)
また、その逆に、自分も対抗しちゃうケースもあると思います。ただ、こういう対抗はお互いをヒートアップさせ、エンドレスになる可能性もあると思います。お互いが、それによって、高め合えるのなら良いですけどね。
意識してか無意識の領域か、その人のマウントに、こちらが最初から「白旗」を振っていたらどうなるでしょうか?
「君の学歴、立派だね。スゴく勉強を頑張ってきたんだね。僕は尊敬するよ!」「あなたの美的センス、流石だね!今度、私の相談に乗ってくれるかな?」
最初から、相手のスゴい所を具体的に褒めて、自分には、到底真似できない事を言ってみると、相手は、もうあなたにマウントする気が薄れてしまうと思います。(あっ、この人は張り合ってこないし、私の方がスゴいと思っているんだ)と感じれば、相手も満足すると思います。
ただ、ここで気を付けたいのが、自分が本当に感じた、相手のスゴい所を褒めてあげる、ということです。それによって、自分が(真似出来ないな)と思ったり、(真似してみたいな!)と、感じたならば、それをそのまま素直に伝えてみてください。
はじめから「白幡」を振ることで、(聞きたくないな)と思っていた会話から、次の新しい関係が出来上がり、もしかしたら、一生の友達になっちゃうかもしれませんよ。